災害救助犬

社会で活躍する犬たち

 

 災害救助犬は、地震、雪崩、水難事故などがおこったときに、行方不明者、遭難者の捜索を行う犬です。

 

 建物や土砂の下敷きになった人や、山林に迷いこんだ人を、嗅覚で探し当て居場所を知らせるのが仕事です。

 

 日本では、1990年代に、警察犬や家庭犬の訓練所を中心に、災害救助犬の訓練が本格的に始まりました。

 

 現在では、地元の消防局とも連携をとり、災害発生時には、いち早く出動できる体制になっています。  

 

 海外では、セントバーナードが山岳救助犬として知られています。現在では世界各国、とくにヨーロッパと北アメリカでは、多くの災害救助犬が活躍しています。  

 

 フランスでは、ニューファンドランドが海難救助にあたり、ジャーマン・シェパードやボーダー・コリーなどが山崩れや地震による犠牲者の捜索活動や、山岳地域での救助活動にあたっています。  

 

 土中や雪の下などから被災者を発見するには、なにより鋭敏な嗅覚が求められます。  

 

 これらの犬の多くは、生後間もないうちから特性を見出され、集中的な訓練を受けた「エリート」ですが、活動的すぎるとか、大きくなりすぎたという理由で一般家庭では飼いきれなくなった犬や、野良犬として保護されていたのを引きとられたなどの「転職組」もいます。

社会で活躍する犬たち


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