犬に求める役割の違い 日本と欧米

犬のおかれた現状を知ろう

 

 私たち日本人と、欧米人では、昔から犬に対する役割が違っていました。農耕民族狩猟民族による違いです。

 

 農耕民族の日本人は、犬を家の外につないで、侵入者が来ないか知らせたり、農作業中に外敵に襲われないようにしたりする、いわゆる番犬の役割を犬に求めました。  

 

 一方、狩猟民族の欧米人は、獲物を追跡したり、巣から追い出したり、狩りをサポートする役割を犬に求めました。  

 

 農耕民族と狩猟民族の犬に求める役割の違いは、その後の犬の社会的地位に決定的な違いを生み出しました。  

 

 農耕民族である日本人は、いまだに犬に番犬としての役割を求め、そのため今も犬を家の外で飼うケースが多いようです。

 

 こういった背景が、犬と暮らしていても、あくまで人間が主体で、「犬を飼っている」というスタイルを崩せない原因だといわれています。

 

 欧米では、昔から犬は、狩猟のパートナーだったので、犬を家畜として飼うようになっても、「大切なパートナー」であるという意識に変わりはありません。

 

 こうした関係が根底にあるヨーロッパ諸国では、犬にきちんとした社会的地位を確立させています。犬を含むペットの虐待に対する刑罰の重さも日本とは比較になりません。

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