ペットカウンセラー
ペットが亡くなったときに、飼い主が落ち込む「ペットロス症候群」が話題になったときから、ペットカウセラーの存在が世間で認知されるようになりました。
飼い主の悩みをじっくり聞き、立ち直らせる役割は、ペットロスの場合だけでなく、しつけ方や育て方の対処に困ったときにも必要とされます。
ペットカウンセラーには、公的な資格がありません。
大学で心理学や関連学科を学んだ人や、各団体のペットカウンセラー養成口座を受講した人たちが、この職業についています。
また、獣医師が動物の問題行動を治療していく上で、ペットカウンセラーの助けが必要な場合もあります。
毛が抜ける、トイレの失敗、かむ、吠えるといった問題行動の背景には、ペットが抱える精神的な問題が原因であることもあるからです。
ペットカウンセラーは、人間がペットを飼う上での悩みだけなく、動物の心理を読み解く能力も求められます。