ノミによる皮膚炎
愛犬が、異常に体をかいたり、背中の毛が抜けてきたりするとノミによる皮膚炎に感染している可能性があります。
ノミが原因の皮膚炎は、ノミ刺咬性皮膚炎とノミアレルギー性皮膚炎があります。
① ノミ刺咬性皮膚炎
ノミがたくさん寄生することで発症します。夏場にかかることが多いのが特徴です。症状としては、腰から背中にかけて脱毛と発疹が現れます。
②ノミアレルギー性皮膚炎
ノミの唾液による過剰反応が原因です。この場合、ノミが一匹いるだけで、異常なかゆみをもたらします。背中、腰、しっぽのつけ根、お腹、後ろ足の内側にかゆみが出てきます。
かゆみは犬のとって、とても大きなストレスとなります。なるべく早く対処してあげましょう。
ノミとり首輪、ノミとりシャンプー、ノミ駆除剤を使用して、ノミを退治します。これらの駆除剤は、犬の肌に合わない場合もあるので、獣医師の診察を受けてから使うようにしましょう。