異常を見つけたら ① 痩せる
犬が痩せてきたかどうかを見分けるには、普段から愛犬の体重を計っておく習慣をつけることが大切です。
また、自分で見たり、さわったりして肋骨や背骨がゴツゴツしているかどうかを確認してみましょう。
飼い主が普段から愛犬の調子を観察していれば、病気を早く見つけることもできます。
痩せ方には、何日も食欲がなくて痩せてくる場合や、食欲はあるけれど痩せてくるという場合もあります。
いずれにしても、かなり病気が悪くなってきていることが考えられます。
消化器病、腎臓病、ジステンバーなどの伝染病、フィラリア症、心臓病、がんや白血病などの悪性腫瘍、これらの食欲のなくなる病気は、すべてやせるという症状が現れます。
また、おなかの寄生虫や糖尿病などは食欲があってもやせてきます。普段から、食事の量や飲む水の量、便をチェックしておきましょう。