紙おむつの使用
飼い主にとってはありがたい紙おむつですが、なるべく自分で排泄させるようにして、紙おむつは最終手段と考えておきましょう。
紙おむつを使用する際は、必ず獣医師に相談してからにしましょう。
紙おむつは、いろいろな種類があります。
吸水性・保水性・通気性があり、肌触りがよく、犬のサイズに合ったものを選びましょう。
中・大型犬の場合は、人間用の紙おむつにしっぽが出せるように、切り込みを入れておくと代用することもできます。
おむつを汚したら、すぐに取り替えてあげましょう。汚れたまま長時間放っておくと、排泄物でおしりやおなかの周りが汚れて蒸れたり、ときにはただれてしまうこともあります。
お湯で濡らして絞ったタオルで、こまめに拭くようにしましょう。
長毛犬の場合は、あらかじめ肛門の周りの毛を短くカットしておくといいかもしれません。
下半身マヒなどで、自力の排泄が難しい場合は、肛門や膀胱(ぼうこう)のあたりを指で圧迫、刺激するなどして、排泄を促します。