出産の準備と世話

妊娠と出産

 

 犬が初めての出産する場合、飼い主の不安は、かなり大きいと思います。

 

 いざ、出産となっても慌てないように、しっかりと準備をしておきましょう。獣医師に相談したり、周りに経験者がいないか探してみましょう。経験者の意見は、たいへん参考になります。

 

  妊娠中の注意 

 

 妊娠30日ぐらいから食事量は、1.5倍から2倍に増えます。一日の回数を3回くらいに分けるといいでしょう。

 

 妊娠初期には、軽い嘔吐食欲減退の症状見られることもあります。回復せず、食事量が増えないようなら病院へ連れて行きましょう。  

 

 正常な妊娠なら過保護は禁物です。適度な運動やブラッシングは普段どおりします。シャンプーは出産予定日の一週間前までに済ませておきましょう。  

 

 妊娠中は動物病院で定期検診を受けます。

 

 一回目は妊娠一ヶ月ごろに妊娠の判定を、二回目は50日ごろにレントゲン検査や食欲、体重、乳腺の変化などの診察をします。

 

 出産前後の注意や緊急の処置、連絡方法なども相談しておきましょう。      

 

  出産時の注意  

 

 犬の出産に立ち会った経験のない人は、経験者獣医師に立ち会ってもらいましょう。

 

 妊娠が確定したら、早めに産室の準備をしましょう。母犬が安心できるように、産室はいつものベッドやケージを使います。犬が楽に横になれる広さにタオルなどを厚めに敷きます。

 

 静かな部屋の隅など、落ち着けるところを選んでセットします。出産時に必要な消毒アルコール、ガーゼ、タオル、糸とはさみ、お湯、ビニール袋などを整えます。  

 

 出産が近づくと犬は食欲が落ちたり、排便、排尿の回数が増えて便がゆるんだり、体温が低下するなどの兆候が見られます。

 

 そわそわして落ち着かず、床をかいて穴掘りのような動作をしたり、呼吸が荒くなり、陣痛のためにときどき腹圧が高くなって体を硬くするようなら、出産が間近です。 

 

 しだいに陣痛の間隔が短くなり、出産が始まります。大きくいきむと同時に羊膜に包まれた子犬が出てきます。

 

 子犬、胎盤の順に出てきますが、胎盤は母犬が食べてしまうことが多いです。

 

 生まれる間隔は、数分から2時間くらいです。

 

 元気な子犬はすぐに母乳を飲みます。 順調に生まれていて母犬も上手ならば、母犬にまかせます。破水しても生まれなっかり、陣痛が途中でとまってしまったなど異常がみられたら、早めに病院に電話しましょう。

 

 飼い主は子犬が生まれたら一頭一頭、口の中や指の数などを観察しましょう。

 

 口の中の天井部分が開いていたり、指が多い、元気がないなど異常をみつけたときには至急、病院に電話しましょう。

 

 出産が終わったら、母犬はすぐに食事をとります。食べなれた食事と水を産室に持って行って食べさせ、ゆっくり休ませましょう。

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