交配のさせ方
出産させることが決まったら早めに、動物病院やペットショップ、ブリーダーなどで父犬を探します。
相手の犬の性格や病気について詳しく調べ、できれば交配経験のある犬を探しましょう。
交配する際には、前もって父犬の飼い主と、交配に必要な費用や、子分け(生まれた子犬を父犬側にお返しする方法や頭数など)の相談をしておきます。
発情期になると膣が腫れて、ふつう約2~3週間出血があり、初めは薄く、次第に濃くなり、また薄くなって終わります。
一般的には、出血が見られてから10~15日くらいの間に交配させますが、動物病院で出血中の細胞を調べてもらうと最適の日がわかります。
出血がほとんどなく、飼い主が気がつかない内に発情が終わってしまう犬もいるので検診が必要です。また、そわそわと落ち着かない、食欲にむらがあるなどの変化が現れる犬もいるので、注意してみましょう。
交配の際は一般に、オス犬のところにメス犬を連れて行きます。
初めての交配では、メス犬がオス犬を拒否しがちです。怖がらせないように会わせて、なれるまでしばらく時間をかけて遊ばせます。
犬の交配に詳しい人が立ち会ったり、手助けをしてくれると安心です。正確な交配がわかりにくいときは、2,3日預けたり、2回ほど通ったりすることもあります。