成犬になってからのしつけ
子犬が成犬に成長するのは、一歳になった頃だといわれています。なるべく、一歳までにある程度のしつけを終了しておきたいものです。
成犬になっていからのしつけは、訓練所などでも2歳ぐらいまでが限度といわれています。
犬も人間と一緒で、年をとるごとにものを覚えるのができなくなってきます。ましてや、性格や癖などを改善するのはとても困難でしょう。
ただし、愛情を持ってしつければ、簡単なオスワリやマテ程度なら覚えられます。焦らず、何度も繰り返し続けましょう。
これまでに信頼関係が築けていれば、犬も覚えようとしてくれます。
覚えておいてほしいのは、成犬になってからのしつけは、飼い主と犬、両方にとって負担が大きくかかるということです。
成犬になってからしつけを始めると、あまりに精神的負担が大きい場合、ノイローゼに陥ることもあります。
強制的なしつけは、虐待とみなされてしまいます。
成犬になってからの、しつけは犬の性格や育ってきた環境にも左右されます。自信のない方は、訓練所やしつけ教室に通うことをオススメします。