爪の手入れ
爪の伸び具合は、室内犬と屋外犬、運動量によって大きく変わってきます。
一般に屋外で飼われている犬やコンクリートなどの硬い地面での運動が多い犬は、自然に爪が減るため、爪の伸びが遅くなります。
爪を切らずにおくと動きにくかったり、物に引っ掛けて爪をはがしたり、爪の先端が自分のパットに食い込んで化膿したりします。
一ヶ月に一度位を目安に切ってあげます。
犬専用の爪切りもありますが、人間用の大きな爪切りでも大丈夫です。
左手で動物の足を持ち、親指と人差し指で爪の根元をおさえます。爪の中にピンク色の部分が見えます。
そこに血管がありますので、それを傷つけないように先端を切ります。血管が見えない爪の場合は、少しずつ切ってヤスリをかけるのもいいでしょう。
一度深爪をすると爪切りを嫌がるようになります。
人間の親指にあたる前後肢の内側の爪(狼爪)は、地面に着かないので、伸びすぎないように気をつけましょう。