ウェルシュ・コーギー(ペングローグ)
原産: イギリス
イギリスのウェールズ地方で、牧畜犬として活躍していました。コーギーとは、ウェールズ語で「小さな犬」という意味です。
短足で愛嬌たっぷりのコーギーですが、この体型にもちゃんと理由があります。
かつて牛追いをやっていた頃、牛の足にかみついたり、威嚇したりして柵の中に追い込んでいました。ですが、体高が高いと牛に蹴られることがあります。そこで、蹴られないように、改良されて現在のような体型になりました。
体型がそっくりで、名前も似ているウェルシュ・コーギー・カーディガンという犬種がいます。カーディガンは、ペンブローグより少し北にある州の名前です。カーディガン種のほうが、歴史も古く、ペンブローグより少し温厚な性格です。
コーギーは、活発で明るい性格で、牧畜犬だったため飼い主に忠実です。ただし、大型犬並みの運動量を必要とするので、十分な散歩に行ける家庭で飼うのが望ましいです。
背骨や腰に負担のかかる体型なので、高いところからジャンプさせないようにしましょう。また、肥満も大敵です。健康管理には、十分注意しましょう。