雑種について
雑種とは、血統的に純粋な「純血種」に対して、血統的に異なる犬同士が交配して出来た犬のことをいいます。
一般的に、純血種に比べて雑種のほうが丈夫で長生きすると言われますが、実際にはそういう事実はないようです。
ですが、純血種は同じ遺伝的性質を持った犬同士を交配するために、悪い遺伝子を受け継いでしまうこともあります。そのような場合には、弱点が目立ったり、遺伝による先天的な病気にかかったりします。
一方、雑種は、様々な遺伝子が混ざり合っているので、純血種に比べると遺伝的な病気にかかりにくいといわれています。
今日の価値観では、雑種は純血種よりもその価値が低いとされていますが、決して能力的に劣っていたり、性格が悪いというわけではありません。