盲導犬に声をかけてはいけないの?
盲導犬の仕事は、視覚障害者の目となり、信号や横断歩道、階段、乗り物など、障害者が外出する際に危険のないように誘導することです。
障害者の方にとっては、生きていくうえでも大切なパートナーです。
盲導犬は、ハーネスという胴輪をつけています。盲導犬にとって、この胴輪をつけている間は、仕事をしているというサインなので無理に声をかけたり、触ったりしてはいけません。
私たちは、もともと遊び好きの犬が、人間の目の代わりとなって働くことは、想像もできないほどの集中力と緊張を要する、たいへんな仕事だということを認識しておく必要があるかと思います。
ですから、犬の集中力をそがないためにも、声をかけたり触ったりすることはやめましょう。
飼い主が食事中などのときなどは、いっけん休んでいるように見えても、犬は集中して周りの情報を集めているのです。
もし、盲導犬に触りたいのなら、飼い主に声をかけて許可を得てから触るようにしましょう。