北米大陸を横断して家に帰り着いたコリー犬

名犬物語

 

 犬は、はぐれても家に帰ってくるといいますが、半年もかけて何千キロと歩いて帰ってくる犬は、ボビーだけでしょう。そんな桁外れの帰巣本能をみせてくれた名犬をご紹介します。

 

 1923年8月6日、飼い主のブレーザーさんは、愛犬ボビーを連れて車で旅行に出かけました。  

 

 ボビーは、道中のインディアナ州のウォルコットの町でブレーザーさんが、車の修理に行ったすきに、はぐれてしまいました。  

 

 探したものの見つからず、一家はボビーをあきらめ自宅に戻りました。  

 

 それから半年後の翌年2月15日のことです。やせて傷だらけになったボビーは、3300キロ離れたオレゴン州にある自宅まで帰ってきたのです。 

 

 ボビーは、後の調べによるとインディアナ、アイオワ、ネブラスカ、コロラド、ワイオミング、アイダホの6つの州を抜けて、自宅のある西海岸のオレゴン州まで戻ってきたことが分かりました。  

 

 実際に、ボビーが歩いた距離は4600キロに及ぶといわれています。  

 

 はぐれたインディアナ州から、自宅のあるオレゴン州まで帰るには、険しいロッキー山脈を超えなければならないというから驚きです。  

 

 ボビーは、たちまち全米で有名になり、ボビーを見るために多くの人がブレーザーさんの自宅まで押しかけたそうです。  

 

 ちなみに「名犬ラッシー」の物語は、このボビーがモデルになっています。

名犬物語


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